話題のチャット型AI「ChatGPT-4」に漫画制作の進行管理を依頼してみた――漫画家・ヒカリビタミンさんの体験レポが話題です 。
話題のチャット型AI「ChatGPT-4」に漫画制作の進行管理を依頼してみた――ある漫画家さんの体験記が話題です 。
漫画家のヒカリビタミンさん(@hikarium02)が4月6日にTwitterに投稿したレポ漫画は、現在までに1万以上のいいねを集めています 。
Twitter: @hikarium02
【 ChatGPT-4に漫画の進行管理をしてもらったレポ 】 スケジュールを組んでくれるAIマネージャーが欲しいので作りました 🤖
こんなにできるんだ!凄腕AIマネージャー爆誕
以前から、スケジュールを組んでくれるAIマネージャーが欲しいと願っていた、ヒカリビタミンさん。そこで「GPT-4」を活用して、マネージャーを作ることに !
「 4ページの漫画を書きたいです。1日の作業を全日分書き出してください!」という指示とともに、細かい工程とそれぞれの所要時間を入力すると … … あっという間にスケジュールが完成しました!すごい 。
「 毎日進捗報告するので都度スケジュール調整してください!」「あと応援のメッセージも欲しいです!」なんて、贅沢なリクエストも快く承諾 。
「 もちろんです!」「頑張ってください!あなたの漫画が素晴らしいものになることを願っています!」と全力で励ましてくれます 。
「 ええ、そんなことまでしてくれるの〜?」という驚きの優秀さです 。
なかなか予定通りに進まないことも多い創作活動。最初に立てたスケジュールから、いつのまにかずるずる遅れていってしまう … … なんてことも少なくありません 。
AIに遅れた旨を伝えると、翌日からのスケジュールを少し手直しして再度提案してくれました。た、助かる …… !
AI相手だからこそ、気兼ねなく報告・スケジュール調整依頼ができて気楽!というメリットもあるとのこと。誰かに迷惑をかけている … と思うとお願いしにくいですもんね 。
AIマネージャーの働きぶりに大満足!「もっとAIに管理されたい」とまで思うに至ったヒカリビタミンさんでした 。
AIに頼むコツは「とにかく具体的に」
ヒカリビタミンの個人ブログやnoteでは、AIマネージャーを作るためにしたことがさらに詳しく紹介されています 。
AIと協働するうえで大切なのは、まず「自分の作業時間を知る」こと。GPT-4への指示は、具体的であればあるほど回答の精度が高まります 。
ヒカリビタミンさんは「ラフは60分」「ペン入れは60分」「着彩30分」「微調整10分」と、1ページが完成するまでの自分の作業時間をしっかり計測して指示を出したそうです 。
きちんとした情報を提供することで、より正確な提案が得られるんですね〜 。
自分の作業時間がわかったら、次は「入力を明確にする」こと 。
前提条件を最初に伝え、日付や時間などは具体的に指示したほうがAIも理解しやすくなります 。
回答が間違っていたら「まあ、仕方ないか … … 」と放っておかないで修正することも大切だそうです 。
「 AIは完璧ではない」ことを意識し、計算や日付などが違っている時は「もっとこうしてください」と訂正しておくと、ミスがなくなっていくようです 。
「あらゆる業種で役に立ちそう」
漫画家だけでなく、業種を問わずさまざまな進行管理に使えそうなこの方法に、興味津々のコメントが続々寄せられています 。
「 いや、これアリでは。AIとのうまい付き合い方の一つよね 」
「 ChatGPT-4はスケジュール作ってくれるだけじゃなくて、励ましたりしてくれるとは。AIマネージャー最高ですね 」
「 シフト管理とかもAIがいい感じに考えてくれるようになるのでは?あらゆる業種で役に立ちそう 」
などのコメントが寄せられました 。
大きな反響を受け、ヒカリビタミンさんは「誰かに目標や予定を決めてもらえるって面白いですよね。今回いろんな方に反応いただけて、自分と同じような悩みを持った方がいることに安心しました」と話していました 。
大事な注意点としては「出力されたスケジュールをそのまま使って失敗しないよう『最後は自分でチェックすること』を忘れないでください!」とのこと。信用しすぎないように気を付けて !
優秀なマネージャーがスマホやPCの中にいたら最高ですよね!上手に使いこなして、スケジュール管理にかかる時間を削減してみては ?