ギリギリのところで落ちずに済んだ大型トレーラー。きっかけは、運転手のスピード超過が原因と見られている 。

米ペンシルベニア州の高速道路の高架橋で4月12日、大型トレーラーが横転し、橋から落ちそうになる瞬間が撮影された。運転手の男性の脱出は絶望的と見られていたが、奇跡の生還を果たし、注目が集まっている 。

事故が起きたのは、同州サウス・ストラベン地区にある高速道路79号線の高架橋。5階建てビルに匹敵する高さがある 。

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米ワシントン・ポスト紙によれば、男性はスピード超過を犯し、自車の走行車線からはみ出した運転をしていたという 。

橋に差しかかるにつれ、男性はスピードを落とそうとした主張しているが、トレーラーの車両部分が左に逸れた。男性がブレーキをかけたものの、トラックはなかなか減速せず、右車線から左車線にはみ出した。その結果、荷台部分が右側に傾き、横転したという 。

男性は、地元ニュースに対し、当時の状況をこう語っている 。

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「 横転した瞬間、『これは外に出なきゃ』とは思ったが、出られなかった 」

「 横転した車両の上のドア、下のドアからは脱出する方法がなかった。だからフロントガラスに激突して外に出るしかなかった 」

「 オーマイガーって思った。これは現実のことじゃないみたい、まるで映画の世界さながらだと 」

Ralph Yarl via  Ben Crump Law

男性は、脱出できた喜びについても語っている 。

「 奇跡。ミラクルだと思っている。神様が(ほとんど落ちていた)トラックを持ち上げてくれたんだと思う。もう2度と繰り返さないようにね 」

米ワシントン・ポスト紙によれば、事故を起こした代償は大きく、男性は会社側に1500ドル(約20万円)の支払いが決まっているほか、トラックに2度と乗らせてもらえない可能性も示唆している 。

Home of Robert Eger, 72, and Patricia Eger, 62, who were found dead in the barn on the property,

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