又吉さんとブッコローのやり取りも笑える 😂
書店チェーン有隣堂の公式YouTubeチャンネル「有隣堂しか知らない世界」に作家・又吉直樹さんが登場!読書家としても知られる又吉さんが「書店の歩き方」を教えてくれるらしい…?
チャンネルMCのミミズク「R.B.ブッコロー」と又吉さんがやって来たのは、営業終了後の有隣堂・伊勢佐木町本店 。
又吉さんは、小説『人間』の執筆中に伊勢佐木町本店を2度ほど訪れたことがあるそうです 。
ブッコロ―は「じゃあこの場所がなかったら、『人間』は誕生しなかったってことですか?」と期待を込めた質問を浴びせますが、「ギリしたと思います」と一刀両断。来たは来たけど、別にそういうわけではないらしい …… 。
気になる書店があれば、それ目当てで電車に乗って向かうこともある(!?)という又吉さん。筋金入りの読書・書店好きは、どんな風に店内を回るんだろう …
雑誌見たり…
又吉さんが書店を訪れた際、最初に向かうのは意外にも雑誌コーナー 。
『 ダ・ヴィンチ』で書籍情報をチェックしたり、『GINZA』でファッションの情報を得たりしているそう 。
「 『 日経エンタテインメント!』を立ち読みしてるところを、昔週刊誌の人に撮られて … 」というこぼれ話も … 😳
毎月買うという文芸誌コーナーへ…
『 文藝』や『群像』など名前は聞いたことがあっても、馴染みがない人も多いかも ?
又吉さんによると、単行本として発売される前にいち早く新作小説が掲載されるため、お気に入りの作家の最新作を少しでも読みたい読書好きには欠かせないアイテムなんだそう 。
「 芸人でいうと、すごいコアなお笑いファンが観に来る劇場」みたいな位置付けと説明しています。芸人かつ作家の又吉さんならではの面白い見方ですね 👀
又吉さん「『文學界』『新潮』は定期購読というか … 」
ブッコロー「『ジャンプ』みたいな感じで ? 」
又吉さん「『ジャンプ』みたいな感じで ! 」
文芸誌を『少年ジャンプ』扱いするのなんて、この2人だけだよ 😂
毎回立ち寄る詩歌コーナーへ…
又吉さんが紹介したのは、31年前に出版された穂村弘さんのデビュー歌集『シンジケート』の新装版 。
「 持ってても、新しい装丁になったら、買っちゃおうかなみたいなのもあるんですか?」というブッコローの質問に、「ありますね」と即答 。
「 出版社によって解説が違ったりとか、文字の組み方が全然違ったり、なんか読みやすいな、合うなっていうのがあったりする」と続けます 。
本の内容だけじゃなく、文字の組み方や読みやすさまでチェックするなんて … これが読書家の楽しみ方なのか …
「 書店入って歩いていたら(本棚に並ぶ本のなかから)自分が買うべき本が光って見える時あったから」という信じられないエピソードも披露 。
並んでいる本の1ページ目を読んで「信頼関係」を結ぶことを続けていたら、「本が優しい光で『ここだよォ』って言う」レベルまで達したのだと言います 😂
ここで豆知識披露!
お次は、文庫・新書が並ぶ2階へ .. 。「文庫本でスピン(本に付いた栞の紐)ついてるのってなくて。新潮文庫はついてる」と豆知識を教えてくれました 。
紙の栞だといつの間にか無くなってしまうこともあって、不便なんですよね。今度から積極的に新潮文庫をチェックしてみようかな ♪
これにはブッコローも「ホントだ…」
作家そして読書家の視点を持つ又吉さん。こぼれ話や豆知識もあって、めっちゃタメになったな …
動画では、又吉さんがおすすめの本を紹介したり、ブッコローとキレキレのやり取りを交わしたり、と盛りだくさん !
視聴者からは「言語化能力高い人が好きなものについて語るのを見るのって、こちらも脳汁出てくる」「見てると本当に本が好きになってくる!」「いろんな作家さんの書店深夜徘徊をシリーズ化してほしい」などの温かいコメントが多数寄せられています 。
みなさんも又吉さんの「書店の歩き方」、参考にしてみてくださいね ✨