映画『プリティ・ベビー』や『青い珊瑚礁』のブルック・シールズが、半生を描いたドキュメンタリーで批判を集めた80年代の広告について言及した 。

映画『プリティ・ベビー』や『青い珊瑚礁』で知られる俳優のブルック・シールズ。新作ドキュメンタリーで、幼い頃から性的に描かれてきた過去を振り返った。

ブルックといえば、映画『プリティ・ベビー』。売春婦のヴァイオレット役を演じたとき、ブルックはわずか11歳だった。売春宿で育てられた少女が、児童売春に巻き込まれていく姿を演じ、大ブレイクした。

同作品でブルックは、当時20代後半だったキース・キャラダイとのキスシーンを演じている。後に同作品の撮影を振り返り、「自分の演技でみんなを幸せにしたかった」と語った。

その後、14歳で映画『青い珊瑚』に出演。髪で胸を隠した姿が物議を呼んだ。恋人役のクリストファー・アトキンズは、18歳だった。

俳優だけではなく、モデルとしても活躍したブルックは、15歳のときにカルバン・クラインのミューズに抜てきされる。

しかし、CM広告のキャッチフレーズ「私とカルバン(ジーンズ)の間には何もない」や、その性的な描写が「児童ポルノだ」と批判を集め、複数のチャンネルで広告の放送が禁止された。

当時はブランド側を擁護していたブルックだが、彼女の半生を描いた新作ドキュメンタリー『Pretty Baby: Brooke Shields(原題)』で、「うぶだった」と振り返っている。

「広告が性的に描かれていたことに気づかなかった。うぶだった。演技の仕事と聞いたら、なんでもやっていたの」

「暗記の勉強みたいだった。当時は性的な意味があるなんて思ってもいなかった。純粋だったのね」

雑誌「Vogue」の過去インタビューでは、CM放送後にさらされた批判や、同ブランドからセリフの意味の説明までは受けていなかったことを明かしている。

「私と母は、パパラッチに『どんな神経しているんだ』とヤジを飛ばされた。批判を浴びたキャッチフレーズが、下着や性的なものを連想させるなんて思いもしなかった」

「ブランド側が意図していたとしても、私には何も説明がなかったし。性的なものだとか、そういった発想はなかった」

幼いブルックが、業界で性的な立場に置かれた経験はこれだけではない。当時のインタビューでは、不適切な質問を聞かれることも多かったという。

15歳の時に、ジャーナリストのバーバラ・ウォルターズから「性生活」や「体のサイズ」に関する質問を受けた。

2021年にポッドキャスト番組「アームチェア・エキスパート」に登場した際、ブルックはこの質問を「犯罪まがいの行為。ジャーナリズムではない」と一蹴している。

ブルックの新作ドキュメンタリーは、日本での配信は未定だ。

この記事は英語から翻訳・編集しました。翻訳:オリファント・ジャズミン

関連記事を読む

Article image

Article image

Article image

Article image

Article image

Article image

Article image

Article image

Article image

Article image

Article image

Article image

Article image

Article image

Article image

Article image

side by side screencaps of Gvizzle from her video on choosing to remain child-free

Taylor Swift looks to her right as she poses for a red carpet photo vs Joe Alwyn smiles for a photo

Article image

Article image